Gimpのツールボックス(前景抽出選択)

画像編集ソフトウェアのインターフェースは若干癖があるので、初心者の場合、混乱する場面も出てくるでしょう。
Gimpのツールボックスでは、ツールボックスに含まれる各々アイコンの説明を行っております。
このページでは前景抽出選択に関する解説を行います。

ツールボックス     描画ウィンドウ     パレット
線

前景抽出選択とは

前景抽出選択は物体の切り抜きを行いたい場合等、特定のオブジェクトを楽に選択範囲とする時に有効なツールです。物体の色彩をなぞるにより、範囲選択をオートマティックに行います。パスツール等とは異なり、ある程度機械まかせで覆うため使いどころによってはとても便利です。


前景抽出選択
 

ツールボックスの画像を使用すると、容易にオブジェクトを範囲選択化できます。オプションツールボックスで「モード」、「境界線をぼかす(ラジオボックス)」、「単一領域を抽出(ラジオボックス)」、「抽出部分の修正」、「ブラシサイズ(スライドバー)」、「スムージング(スライドバー)」、「色感度」の設定を行います。

1、ツールボックスからアイコンを選択します。

2、選択範囲化したい物体の周辺を、前景抽出選択ツールで大まかに覆う。

3、物体の周辺をグルッと一周し終え、選択領域のみが明瞭な状態になったらオブジェクトが包含する全ての色を前景抽出選択ツールのブラシでなぞる。

4、物体のみが選択範囲として設定されたら、キーボードの[Enter]を押して選択範囲を確定する。




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