変形
エンボス
「エンボス」とは凹凸の加工を指します。画像処理における「エンボス」フィルタは明暗を明確に処理します。具体的には陰影部を強調し、カラー画像を白黒画像化します。デフォルトで適用すると、版画の様になります。設定画面では「方向」、「持ち上げ」、「深度」の3つの項目が設置。また「機能」として「バンプマップ」、「エンボス」のいずれかを選択します。
方向…
持ち上げ…
深度…数値を上昇させると、溝の強度が増します。明暗がより強調されて隔てられます。
バンプマップ…明暗を隔てる溝を強調します。エンボスとは異なり、モノクロ化はしません。
エンボス…「エンボス効果」をもたらします。上記にて説明した通りの性質を有します。
※デフォルト設定での修正
※「持ち上げ」を80.00に設定
エンボスを利用すれば、上の右画像の様に油絵で着色された絵画からデッサンを抽出する事もできます。「持ち上げ」のバランスを具合良く調節する必要があります。
デフォルト設定のまま出力した場合、左画像の様に灰色のレリーフの如く仕上がります。