Gimpのレイヤーパレット

画像編集ソフトウェアのインターフェースは若干癖があるので、初心者の場合、混乱する場面も出てくるでしょう。
Gimpのツールボックスでは、ツールボックスに含まれる各々アイコンの説明を行っております。
このページではレイヤーパレットに関する解説を行います。

ツールボックス     描画ウィンドウ     パレット
線

レイヤーとは

レイヤーとは、複数の画像を組み合わせ画像データを作成する為のものです。レイヤー自体(色彩の載っていない箇所)は透明なので、レイヤーを複数毎枚重ねる事で画像のコラージュを可能とします。レイヤーは丁度写真のフィルムの様な存在でしょうか。



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レイヤーパレットの操作
 

レイヤーパレットの見方は以下の通りです。

・表示アイコン:
 アイコンが点灯は、画像ウィンドウに適応されている状態を表します
・レイヤーサムネイル:
 対応しているレイヤーのサムネイルを表します
・メニュー:
 メニューを開き、レイヤーやパレット操作を行います
・新規レイヤー:
 新たなレイヤーを作成します
・上下: 選択レイヤーの前背面移動を行います
・複製:
 選択レイヤーの複製を行います
・削除:
 選択レイヤーを削除します

[レイヤーサムネイル]が表示されている順番が優先されて表示されます。レイヤーの表示優先順位を上下させたい場合は、対象レイヤーを選択後、[上下]を利用して下さい。なお、半透明掛かった画像を上位に表示させた場合、背面部の画像が透けて見えます。しかし、これを再現するには特定の画像形式にて保存する場合に限ります(例、png形式など)。完全非表示にしたいレイヤーがある時は、非表示にしたいレイヤーの表示アイコンを消灯しましょう。
基本的にはレイヤーの枚数制限は存在しませんが、枚数を重ねれば重ねる程に、マシンへの負担が大きくなる事はいうまでもありませんね。

レイヤーを重ねる
 

コラージュ画像は複数のレイヤーを組み合わせ、作成します。図1の下段の画像は、「数字の画像(上段左)」、「本体画像(上段中央)」、「時計の画像(上段右)」の3つのレイヤーが重なりあっています。レイヤーが表示される順番はレイヤーパレットの通りです(上から順に表示)。


※図1


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