Gimpの特殊効果

画像加工に際し特殊加工を施せば、その様子は一変します。
特にGimpにはScript-Fuという機能が備わっています。
ここでは、まずScript-Fuとフィルタ、レイヤー効果などの関わりについて説明します。

線

Script-Fuとフィルタとレイヤー効果

フィルタは画像に特殊効果を与えるツールです。画像を歪めたり、水彩画風に加工したり、デッサン化したり、ノイズを加えたりできます。レイヤー効果は、画像の選択レイヤーのみを対象に、明暗やコントラストを操作したり、輪郭を強調したり、グラデーションを掛けたりできます。
さて、それではScript-Fuとは一体何なのでしょう? Script-Fuは、Gimp上における編集操作を自動化する仕組みです。というか、厳密には、Gimpの持つデータベース(フィルタなど)へアクセスし、複数のアクションを働きかけるスクリプトを指します。利用者がインストールなり、作成したScript-Fuを起動する事により、頻繁に行う操作や作業的な操作手順を簡略化させる事ができるのです。
例えば、初めにグラデーションをかけ、次にシャドウをつけます。この作業をスクリプト化し自動化します。複合的な操作をまとめる事により、それを新しい効果と位置付けます。Script-Fuを拡大する事により、スクリプト効果は無限に広がっていきます。つまりGimpは実質的に無限の特殊効果を有している事を意味するのです。

フィルタ・Script-Fu一覧

※以下の表では、Mac版Gimp2.2.11にデフォルトで付属されている内容を紹介しています

ぼかしガウシアンぼかしタイル化可能ぼかしピクセル化モーションぼかし選択的ガウシアンぼかし、焦点ぼかし、GREYCstoration、Wavelet sharpen、アンシャープマスク、アンチエイリアス、インターレース除去、シャープ、ストライプ除去、ノイズ除去、赤目除去、非線形フィルタ、グルグルひねるずらしひん曲げるエンボスビデオブラインドページめくりモザイク対話型歪め彫金風新聞印刷明度伝搬極座標波紋、レンズ補正、一行おきに消す、グラデーションフレアきらめきレンズフレアライト効果超新星、Xach効果、ドロップシャドウ、遠近法、ガラス効果レンズ効果、HSVノイズ、Noise generator、RGBノイズ、ごまかす、つまむ、拡散、浴びせ、ガウシアン差分、ソーベル、ネオン光彩、ラプラス、輪郭、Wavelet decompose、フィルムストップ、深度統合、GIMPressionist、ヴァンゴッホ風、キャンバス地、キュービズム、プレデター、写真コピー、柔らかい発光、織物、覆布化、漫画、油画化、コーヒーの染み、ステンシルクローム、ステンシル彫刻、スライド、ファジー縁取り、べベルの追加、角丸め、古い写真、枠の追加、Normalmap、オブジェクトにマップ、シームレス化、ずらしマップ、バンプマップ、フラクタルトレース、ワープ、幻、紙タイル、小さくして並べる、並べる、ソリッドノイズ、プラズマ、差分ソリッドノイズ、霧、IFSフラクタル、炎、CMLエクスプローラQビスト、Sin曲線、グリッド、ジグソーパズル、回折模様、市松模様、迷路、Spyrogimp、シェイプ、フラクタルエクスプローラ、回路、球面デザイナ、集中線、溶岩、イメージマップ、画像分割、半統合、ブレンド、回転する球体、焼き付け、波、波紋、GIF用最適化、差分最適化、再生、最適化を解除


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