Gimpのヒストリーパレット

画像編集ソフトウェアのインターフェースは若干癖があるので、初心者の場合、混乱する場面も出てくるでしょう。
Gimpのツールボックスでは、ツールボックスに含まれる各々アイコンの説明を行っております。
このページではヒストリーパレットに関する解説を行います。

ツールボックス     描画ウィンドウ     パレット
線

ヒストリー(履歴)

ヒストリーパレットでは、Gimpで操作した内容の履歴が記録されます。ヒストリーパレットに残された履歴を無効化すれば、操作の取り消しなどが可能となります。
また、ヒストリーパレットの履歴を使用する事で、操作履歴に記録された過去の画像データを取り出す事ができます。これをヒストリー画像と呼びます。



Gimpのパレット
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ヒストリーパレットの操作
 

ヒストリーパレットの見方は以下の通りです。

・レイヤーサムネイル:
 履歴に対応しているレイヤーのサムネイルです
・メニュー:
 履歴やパレットの操作を行います
・操作内容:
 履歴に残されたアクション内容です
・取り消し:
 操作の取り消しを行います ・やり直し:
 操作をやり直します(取り消しの取り消し)
・削除:
 履歴を削除します


操作の取り消しとやり直し
 

操作を取り消したい場合は[取り消し]を行いましょう。また、特定の状態の画像にまで操作を遡りたい場合は、履歴をスクロールし、該当履歴からヒストリー画像を呼び出しましょう。呼び出し方法は、該当履歴をクリックするだけです。ちなみにヒストリー画像を呼び出した状態でアクションを行った場合、以降に記録されている履歴は消滅(アクションによる上書き)しますのでご注意下さい。
操作の取り消しを無効化したい場合は[やり直し]をクリック。[取り消し]を取り消してくれます。実は[やり直し]をクリックせずとも、ヒストリーパレットの一番下にある履歴をクリックすれば、最新のヒストリー画像を呼び出せたりします。


履歴の削除
 

選択履歴を削除すると、履歴に記録されている操作は有効なまま、項目のみ削除されます。つまり、履歴の削除を行った後に、操作の取り消しはできなくなります。
履歴の削除は、「=ヒストリー画像を削除する」と考えれば良いでしょう。一見無意味でリスクがあるだけの操作に思えますが、ヒストリー画像を削除する事により、マシンにかける負担を軽減させられるというメリットがあります。ヒストリー画像をムダに有する行為はマシンがGimp起動に必要とするメモリの圧迫を招くのです。



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